「AIで新規事業のスピードを上げる」という言葉は聞き慣れてきましたが、実際に何日で何ができるのかを、検証可能な形で見せている例は多くありません。この記事では、いま読んでいただいているアクセルAIの公式サイトそのものを題材に、企画から公開までの実際の工程と日数を公開します。抽象的な啓蒙ではなく、自社が実際にやったことをそのまま出します。

結論: 企画から公開まで、実働3日

売上設計(誰に・何を・どう売るか)の整理から、需要調査、ページ設計、デザイン、実装、公開まで、実際に手を動かした日は3日でした。日付ベースの記録は次のとおりです(サイトのソースコード管理履歴として残っています)。

サイト構築の実際の工程と日程
日付やったこと
7/12 売上設計・需要調査・オファー設計・サイト構造・計測設計を整理し、11ページの初期実装まで完了
7/13 初期デザインを見直し、参考にしたい世界観をもとにトーン&マナーを全面刷新
7/15 コピーと素材(イラスト)を刷新し、GitHubで一般公開

その後も7/18に商品メニューと表現の見直し、7/21以降はSEO記事の追加を継続的に行っています。つまり「3日で完成して終わり」ではなく、まず3日で世に出せる形にし、そこから運用しながら磨くという進め方です。この考え方自体は中小企業のAI導入は何から始めるべきかで解説した「小さく試して定着させる」手順と同じです。

何にAIを使い、何を人が決めたか

速く進められた理由は「AIに丸投げした」からではありません。工程を切り分け、AIに任せる部分と、人が判断する部分をはっきり分けたことが理由です。

  • 需要調査・キーワードの拾い出し: AIが候補を出し、どの顧客課題を優先するかは人が判断
  • ページ構成・コピーの下書き: AIが骨子を作成し、価格や訴求の最終確認は人が実施
  • デザイン素材の生成: AI画像生成で世界観を統一したビジュアルを作成し、採用可否は人が判断
  • 実装(コーディング): AIコーディングツールが実装し、公開前の最終確認は人が実施
  • 価格・実績・運営者情報などの事実: すべて人が確定した内容のみ掲載(AIが数字や実績を創作することはない)

特に最後の一点が重要です。速く作ることと、事実でないことを載せることは別問題です。私たちは料金・支援範囲・運営者情報など、事業の根幹に関わる情報はすべて人が確定してから掲載しています。

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この型が使えるのは、サイト制作だけではない

今回はサイト制作を例にしましたが、同じ考え方は新規事業の検証全般に使えます。市場・競合の調査、企画の骨子作り、ランディングページでの需要検証、営業資材の作成。それぞれの工程で「AIに任せられる下ごしらえ」と「人が決めるべき判断」を切り分けられれば、検証にかかる時間は大きく縮められます。AI時代の「経営OS」とはで触れた「AIが迷わず動けるように社内の言葉を揃える」考え方も、この工程の型化と根は同じです。

この「工程を型にする」考え方は、私たちが検証の手順として公開しているものと同じです。AIに任せる部分と人が決める部分を先に切り分け、答え合わせの方法まで決めてから動く。順番はサイト制作でも業務のAI化でも変わりません。

まとめ: 速さは「AI任せ」でなく「工程の型」から生まれる

アクセルAIの公式サイトは、企画から公開まで実働3日でした。これはAIがすべてを自動でやったからではなく、需要調査→設計→検証という工程を型として持ち、AIに任せる部分と人が決める部分を最初に切り分けたからです。新規事業や新しい取り組みを速く形にしたい方は、この工程をそのまま自社に当てはめる相談から始められます。

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